60年くらいは、経っていそうな
掛時計の修理をお預かりしました
秒針(60秒で一周では、無い)のような物が付いています
もちろん 分解した事は、無い機械なので
歯車の位置を確認しながら バラシます
過去に何度か修理をした形跡が有りました
この感じの時計は、歯車の芯は、たぶんステレス
その歯車を上下で固定する板は、真鍮です
なので 油が無くなっても尚時計を使い続けると
柔らかい真鍮の板がすり減っていき
最終的には、歯車がガタガタになり止まります。
そのガタツキを修正して歯車が真っ直ぐに
なるように調整するのですが 過去に荒っぽく
修理してあると これがなかなか難しいのです
なんとか 直し無事に時を刻んでくれるようになりました。