セイコー30日巻掛時計の修理です。
動かなくなったので、外してどこかにしまってあった時計が出て来た感じの見た目ですが
機械のダメージは少なめです。
なので分解して洗浄します。
修理工房に外注に出すと、分解はしないで溶剤で丸洗いらしいですが。
それでは、長く使え無いので、バラせる部品は全てバラし手洗いしていきます。
何故に外注だと丸洗いするか。
それは、ゼンマイの組み難さ。
とにかく力が強いので今回もその作業中指切れました。
でも、組み上げて綺麗に拭いて、また時を刻んでくれる姿を見ると
技術者として嬉しい気持ちです。