謎のエルメスクリッパー修理です。
他店で見てもらったら修理が必要と言う事でお預かりしました。
裏蓋を開けると電池は、外して有りました
そして回路の空白部分に有るHERMESのロゴが無い!!
ん? 回路交換したのか?
なのに修理依頼?
ん? 何故と思い電池セットするも動かない
回路が正常か測定すると発信信号有り正常
ケースから機械を出すとえ?動く
ケースに入れたらえ?止まる
何故?と思い観察すると
ガラスに針が当たってるーーー!
お客様に
どこかで修理されましたか?
と確認すると 電池交換くらいで
修理は、していないと
いやいやいや そんなホラーな😅
機械をケースから出して横から見ると 確かに針が少し高い
このムーブメント同じ品番の機械でも
針の高さが何種類かあってエルメスは、一番低い0.9ミリ
しかーし 今の機械の歯車は、1.1ミリ なのでケースに入れると
秒針がガラスに当たって動きません
ここからは、推測ですが
どこかのお店で電池交換をした時に側開けを滑らせ
オリジナルのコイルを切ってしまった
エルメスは、裏蓋の開け口の前にコイルが有る配置なので
かなり注意しないとそうなります
しかし エルメスの部品は、手に入らない
でもコイルを切った事を隠蔽したい
機械の品番を調べるとエルメスの名前が入っていない
同じ機械は、手には入ったのでその機械と交換したがケースに
入れたら動かない???
針の高さが違う事は、知らないか、
針の低いタイプは、既に製造中止なので入手出来なかった
と言う訳でコイルを切った事は、隠蔽出来たが動かないので
電池を外して壊れてます。とお客様に返した
そうじゃ無ければこの現状の説明が付かないと思います。
ここから これを復旧する修理です。
高さが違う歯車は、時針の車(画像の車) 分針の車そして秒針の車 この3つを
交換する必要が有るので在庫のパーツを捜索
仮にコイルを切ったとしても修復出来る場合も有るし
回路を交換する方が簡単だった
何年か前に洗濯機で洗って回路がダメになったクリッパーを修理
した事があってその時に外した部品があったのでそれを洗浄し
無事移植完了!!
ケースに入れて 無事完了!!
エルメスは、確かに裏蓋開けるの固い でも開けるコツと道具が有るのです。
声を大にして言いたい!!
腕に自信が無いなら
電池交換しないで欲しいお客様も時計も可哀想です。











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