修理実績Repair record

【ロベルトカバリ】裏蓋修理

2022.11.30

ネジが錆びて折れるかもしれないから
出来ませんと他店で断られた時計をお預かりしました。

油をさし 半田コテで温めたり
錆取り剤を使ったり色々試しましたが全く動かないので
仕方なく 最終手段で開けました。

めちゃくちゃ錆びてます これは、油や錆取り剤では、
無理な感じです。

錆てダメなネジ 3本を除去後 綺麗に洗って 乾燥
電池交換・パッキン交換し新しいネジをセットして完了

カシオは、割と裏蓋ネジの時計が多いですが
ケースがプラスチックなので錆びるリスクは、
ネジだけでサビてネジが回ないと言う事は、
あまり有りません セイコーやシチズンは、
知ってる限り裏蓋ネジの時計無いと思いますが

スイス製高級輸入時計には、裏蓋ネジが多いです。
カルティエの電池交換とか毎回ドキドキします

想像ですが スイスは、夏でも18℃~25℃です。
時計を腕に付けて 日本みたいに夏に汗だくに
なるシーンなんて無いと思うので

裏蓋のネジが錆て緩まないなんて想定外なのかもしれませんね

無事 電池交換出来て良かったです。
裏蓋ネジの時計をお使いの方は、
腕から外した後 ポケットのハンカチで
軽く拭いて下さい これだけでも 違います。