フェイスのみの時計に
純正のメタルバンドを取り付け欲しいとの
ご依頼でしたが バンドを拝見させていただくと
中留の丁番部分が外れています。
１本の芯棒が3つに折れる 良く有る事例です
両サイドの短い部分は、折れた時に取れたらしく
何も無い パイプの状態でしたが 中心部分は、折れた
芯棒が詰まって 錆ている様子で 叩いてもビクとも動きません
これも良く有る パターンですが この部分は、
パイプでは、無く 鋼材を曲げて作ってあるので
底部分に少しだけ隙間が有り そこを力技で広げ
油を流し込んでし 温め 叩くと 錆た芯棒が顔を出してくれました。
上手く取れて良かったです。
錆びたパイプ内部を綺麗にクリーニングして
新しいパイプを入れるのですが 同じ太さの
芯棒だと 抜け落ちるので 両サイドの５ミリだけ
０．２ミリ程度パイプを細く加工してセット
これで 抜け落ちる事は、有りません
バンドも洗浄し 新しいバネ棒をセットし
時計に付けようと思ったら 時計側に有る バネ棒の先を
突き刺す穴にも 古いピンが折れて詰まってました
そこも追加で掃除して 無事セット完了！！
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